2020年5月19日火曜日

中山道7 坂本宿〜軽井沢宿

2016-06-25
坂本宿〜軽井沢宿

安中宿〜坂本宿を一旦スキップして、今回は坂本宿から軽井沢宿までを、知人らと歩くことになりました。
梅雨の時期ということもあり、天気予報も前日までころころと変わり不安だらけ。



当日の朝、神奈川は激しい雨と風。
ものすごく不安でしたが、現地の予報は曇り。
これを信じて、いざまずは軽井沢へ。
軽井沢には会社の保養所があり、一旦ここに車を止めてスタート地点の坂本宿のある横川駅までバスで移動です。


軽井沢の天気は雲は多いけども時々晴れ間もあり、雨が降ったとしてもわずかかなという予想。

さて、横川駅から坂本宿へ。


まずは碓氷の関所跡を通り過ぎ、坂本宿へひたすらだらだらの上り坂を真っ直ぐ進みます。




坂本宿に到着し、しばらく歩くといよいよ碓氷峠の入り口に。
わき道に入っていきます。
前日、雨が降ったためか湿気があり少しまとわりつくような感じの空気です。

まずは一気に上り坂を上がっていくけども、雨がないとは言え湿度とところどころ少しぬかるんだ道となかなか大変。

上り始めてすぐに反対(軽井沢)側からきたと思われるトレイルランの一行とすれ違い。
「ヒルがたくさんいるから気をつけて」との言葉とともに見せられたヒルに血を吸われた足・・・

歩いているときはいいけども、休憩とか立ち止まると、いつの間にかヒルが足に上ってきたり、手の上にぴたっと落ちてきたり。
3箇所ほど血を吸われてしまいました。
蚊などとちがい痒みが出るとか痛みがあるとかはないけども、吸われるとなかなか血がとまらない。
バンドエイドで傷口をふさいでの登山になってしまいました・・・

で、もうひとつ。
なんと上り始めてまもなく2先頭を歩いていた知人が20メートル先にケモノの姿を発見!!
最初、鹿じゃないの???なんていっていたけど、それよりも小さく卵のような形で灰色っぽい感じの毛並み。
これって、イノシシ??
熊ではなかったので少し安心とはいえ、イノシシも危険に代わりはありません。
しずか〜に、体を小さくして様子を見ているといつの間にかどこかに行ってしまいました。
いきなりのクライマックスでしたよ。

急な上り坂を一気に登った後、それ以降はだらだらなのぼりの坂道。
これが堪えます。
いつまでも続く、上り坂。
幸いにも急なのぼりを登りきった後は、晴れ間も見え、地面も乾いてきてたので、たったそれだけでは歩けども助かりました。

この坂道を昔の人は走ったらしく日本のマラソンの発祥の地といわれ安政遠足(”えんそく”ではなく”とおそく”です)と呼ばれていて5月に大会があるみたい。
これはタフだなと感心してしまいます。それに仮装して走るとか。




そして、いよいよ熊野神社に到着。


群馬県側、長野県側の神社にお参りして、力餅とざるそばを食べ、軽井沢宿まであともう少し!!







熊野神社からはあとは下り坂。疲れた体には少し大変だけども、気持ちは楽。
旧軽井沢銀座まで降りてきて、道を少し歩いていくるとその場所に。
でも、本陣跡はございませんでした・・・

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